ベスト判用フィルム加工・2
メリット・デメリットを書いてみたら非常に長くなったので続きです。


さて、道具が揃いましたら 「いざ、加工」 となるのですが、
実際の作業は非常に簡単なので、スプールさえあればサクサク作れます。

ただし、120フィルムを強引にベスト判として使用する事に変わりありませんので
出来る事ならば使用する前日辺りに加工するのが良いような気がします。

ベスト判のスプールは非常に細く、そこにカットした120フィルムを巻き直すワケですから
当然の結果としてカーリングが激しくなり、後が大変になると言う事です。














07113001.jpg
と言う事で、カットマシンにフィルムをセット



カッター刃でベスト判の幅になる場所を切って行きます。

セット方法は120フィルムの装填そのまんまですから、特に記する事はなし。
強いて言えば 「たるみ」 の出来ないよう、キッチリとセットするくらいでしょうか。

















07113002.jpg
セットしたら何も考えずにひたすら巻き上げます




オートマット式の中判カメラを使用すると、一々シャッターを切らねばならんのですが
赤窓式の古いカメラであれば、延々と巻き取れますのでカットマシンを作るならこの方が。


カットマシンの母体となるジャンクなカメラの選び方ですが、何でも良いと言うワケではありません。
とは言え、ジャンクでは無い真っ当な古カメラでも構いませんから母体選びは比較的容易。

自分の場合は基本的に 「いつでも現状復帰が可能」 な状態でカットマシンを製作し
普段はカットマシンに甘んじているセミ判カメラですが、一朝有事の際はカメラとして使用可能。

まぁ、早い話がですね 「フィルム室内に光線が入ってこない」 状態のカメラであれば
オートマットでない限りは使いやすいので何でも構わないと言った感じなのでございますよ。




そうそう、フィルム加工の要となるカッター刃なんですが、
何だかんだでフィルム1本の加工につき一気に 数m のカットを行う事になるので
モノにもよりますが、刃の寿命はフィルム加工10本辺りが限界のような雰囲気です。
ただまぁ、これは高級な刃を使えば違うのでしょうけど (100均のカッター刃を使ってまして)。

















07113003.jpg
そんなこんなで巻き取り完了




基本的に、これでベスト判幅のフィルムが完成していると言った感じで。


今回は撮影用に光がバンバン当たっておりますが、カットした部分から余計な光が入るので
出来ればダークバッグの中でカットマシンの裏蓋を開け閉めするくらいの用心は必要かもです。

ISO100 くらいであればそれほど心配は無いと思いますが、高感度フィルムの場合ですと
僅かな光の侵入で現像後に泣きを見ることになってしまうのが実験済みでございます。
(実験ではなく、単に失敗したと言う気もしますが)


















07113004.jpg
カット済みフィルムをマシンから取り出す




カットして不要になった余剰分の場所はズレないようにセロテープで固定。


これをやっておかないと、ベスト判スプールに巻き直す際かなり邪魔になり
結果的に巻き直しが上手くいかなくてパニくる事になるのは必至です。

かと言って、いらない部分を最初に抜いてしまうとカット面から光が入り
これまた結果的に光線被りとなりましてフィルム1本がパーになってしまいますから
このような中途半端な処理が良いのではないかと思います。



















07113005.jpg
で、ハサミを使ってベスト判スプールに入れる部分をカット



この辺は120フィルムと同じような格好で切り取れば良いだけ、特に言うまでもなしで。

ただ、120フィルムそのままの長さで巻き直しは出来ませんので、フジのフィルムであれば
「撮影済み」 の位置くらいまで余計な裏紙をカットしてしまえば具合が宜しいです。

さて、次はいよいよ本番の巻き直しでございますよ。






















07113006.jpg
本番と言ってもやる事は単純ですが



言うまでもありませんが、これは完全暗黒下で行います。

ダークバッグの中でやれば良いのですが、狭いので自由度が低く
出来るなら、真っ暗にした部屋の中で堂々と行うか季節によってはコタツの中など
作業スペースを確保しつつも光の無い場所で行うのが鉄則であります。

ちなみに、現在の我が家ではコタツの中に篭って巻き直ししております。


また、巻き直しの注意点としては 「とにかく弛ませない事」 が絶対条件です。
真っ暗闇での作業が前提ではありますが、そこはもう感覚を研ぎ澄ませてやるしか無し。

あと、巻き直しの最終段階でもう一つの注意点がありまして
裏紙とフィルムを固定しているテープの貼り直しと言うのがございます。

巻き上げてから巻き直すので、どうしても裏紙とフィルムにズレが生じ
このズレを修正するにはテープを貼りなおさないとイカンのでありますが、
これを怠るとカメラによっては装填時に引っかかって動かなくなる事があります。



















07113007.jpg
巻き直しが終了したら再度余計な部分をカット



ベスト判スプールに120フィルムを巻き直ししますと、どうしても裏紙部分が余ります。
巻き直しの前に余剰分はある程度カットしておりましたが、ここでも余りは出るので
それはハサミでカットして、ベスト判スプールの大きさに合わせれば終了。

あとはまぁ、これまた120フィルム同様に巻き取り用スプールに引っ掛ける為の
小加工をハサミなどで行ってやれば万事解決なのであります。



















07113008.jpg
で、完成




はい、 RDPIII のベスト判フィルムと言う珍妙なモノが完成しました。

後はもう、このままカメラに突っ込んで撮影に入るも良し
もしくは次回撮影の為に格納しておくも良し、と言った感じでございます。

実際の作業時間ですが、全部ひっくるめても1本の加工で10分は掛かりません。
巻き直しに慎重さを求められますが、特に難しい事ではないので慣れれば楽勝。





















07113009.jpg
雰囲気を出す為にアルミホイルで包む



戦前のベスト判フィルムはこのように包まれていた事が判っております。
アルミホイル (銀紙) で包んでおけば光線被りの心配は皆無になりますし
何となく完成したな、と言う満足感を得るための最終作業みたいなモンです。
これで、ベスト判カメラを21世紀の現在において使用可能なフィルムが完成。


あとはもう、ガンガン撮って古レンズの描写を今時なフィルムで楽しむだけ。



現像に関してですが、フジだろうがコダだろうが純正現像と言うものは既に終了しており
頼みの綱はプロラボと言う事になりますが、個人的にチャレンジした限りでは
日本発色はOKなものの、堀内カラーでは丁重にお断りされてしまったと。
(ウチの近所で気軽に出せるプロラボが少ないので、情報としては甚だ中途半端ですが)


モノクロやカラーネガであれば自家現像と言う処理が可能になりますから
プロラボでもお断りされてしまうようなフォーマットであるベスト判でも
ある程度は何とかなるので悲観的になる必要は全くございません。

現にウチでは撮影当日のベスト判の写真を画像化してブログに上げてますから。










と言う事で、2日に分けてみたベスト判フィルムの加工方法、ご参考になれば幸いです
(撮影協力はヨメさんでした)

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2007/11/30 20:36 | ベスト判 | コメント(8) | Trackback(0) | pagetop↑
ベスト判用フィルム加工・1
平日 + テスト撮影ばかりで写真ネタが枯渇しておりまして。


今日と明日は休日前のお約束になりつつあるベスト判フィルムの加工、
その詳細を書いてお茶を濁してみようと思ってみたり。



何度も書いておりますが、市販のベスト判フィルムと言うのは
国産では存在せず、細々と続いている欧州からの輸入品を買うか
加工済みで売られているかなり高価なモノを買う等の方法か、
120フィルムを自力で加工する事によって作り出すより方法がありません。


前者、後者共にそれぞれメリットとデメリットがありますので、
それについて簡単にまとめてみますと下記のようになります。



● 市販フィルムのメリット
  1 . 通販等、入手は比較的容易
  1 . 買ってしまえばそのまま使用可能
  2 . 当然ですが光線被りなどのリスクは少なくなります
  3 . 大手を振って現像をお願いしに行ける ←やってくれる所は少ないですが

● 市販フィルムのデメリット
  1 . 35mmや120/220に比べると1本辺りの単価が高め
  2 . 選べるフィルムが非常に少ない
  3 . 製造廃止の危機が常に付きまとってます
  4 . 店頭で入手可能なのはごく一部の地域のみ



● 加工フィルムのメリット
  1 . 思い立った時に用意する事が出来る (120フィルムが必要)
  2 . 市販の120フィルムを加工するので銘柄の自由度が高い
  3 . 加工後の余剰部分で16mmフィルムも手に入る
  4 . スプールを入手すると言う名目でカメラを増やせる
  4 . 地味だけと満足度は高い ←これ重要

● 加工フィルムのデメリット
  1 . 巻き替え時に光線被りなどのリスクがある
  2 . 簡単とは言え、それなりに失敗のリスクがある
  3 . 加工用に中判カメラのジャンクが必要になる ←気合があれば無くても可




通販で現在入手可能なのは maco社 のカラー及びモノクロのネガ
これらは国内の業者からも販売されておりますので入手は容易。

それとは別に米国でも Bluefire Murano160 と呼ばれるカラーネガがありますが、
これは1本単価が現地価格でも 7ドル 近いので通販だと結構高くなります。

また、市販品と呼ばれる物の中には国産フィルムを加工したものも売られており
価格的には 9~1,000円 と止むを得ないとは言え非常に高価であります。




そんなこんなで、貧乏ライフを満喫しつつベスト判で遊びたい自分は
当然の結果としてフィルム加工に勤しむ今日この頃だったりするのであります。
(120のモノクロフィルムなら300円から買えますからねぇ)

んで、そのフィルム加工ですが以前のエントリにありますようカットマシンを製作。
その時のエントリは その1 その2 その3 でまとめてありますので
宜しければご覧になってみて下さると幸いでございます。
















07112901.jpg
では、フィルム加工を開始




加工に必要な物は基本的にこれだけ。

カットマシン、ベスト判用の空スプール、そして加工の餌食となる120フィルム。
今回はネタっ気を出すべく RDPIII を用意してみましたが (期限切れだけど)
これはお手持ちのカメラが完調の場合に限った方が無難かと思います。

何てったって、最新のベスト判カメラと言えども軽くウン十年は経っており
シャッター速度の狂いなどもありましょうから、正直言うと勿体無い事に…

カラーネガもしくはモノクロフィルムを加工した方が安心して遊べるって事です。



加工に必要な物は上記の3つだけなんですが、加工後に必要な物も。

ハサミとセロハンテープ、加工後のフィルムを格納する為のアルミホイル。
これだけあれば素晴らしいベスト判ライフが待っているのであります。







で、テキストだけで阿呆みたいに長くなってしまったので明日に続きます
(一気にやろうとも思ったんですが、恐ろしい程に長くなってしまいそうなので)

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2007/11/29 23:07 | ベスト判 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
眠いのであります
例によってとても眠い日がやって参りました。


毎日肌寒い日が続いているものの、身体はいまだに冬モードに更新されてなく
それとなく疲労が蓄積しているのではないか?と分析してみたり。

いや、単に休日を阿呆みたいに遊び回っているだけだと思いますが。



と言う事でですね、今日はサクッと書き終えまして布団に潜り込もうかと。
特に整備するカメラも無いですし、次の休み用ベスト判フィルムを作るにも
何となく少し気が早い気もしますから、週の真ん中は早めに就寝ですよ。




















07112801.jpg
画像は超てきとう
TAXONA  Novonar 35mm/f3.5  NEOPAN SS







2日続けて 4年型パーレット で撮った写真の画像を出してみたんですが、
既にスキャン出来る写真が無いのですよ、3カットしか撮ってなかったし。
(1カットはヨメさんを撮ってるので画像化は無しの方向で)


テスト撮影でしたから、露出を変えながら1カット2~3枚で撮っておりましたので
8枚しか撮れないベスト判フルサイズですとネタの枯渇速度が尋常ではありません。
(120フィルムをカットしている都合上、6x9の撮影枚数を赤窓で使用してまして)

ベスト判を思いっきり楽しむには、フィルムを2~3本用意しておかないとなぁ…



ベスト判デビューの頃には悩みのタネだったスプールの数も順調に増え続け
今では 「その気になれば」 巻き取り用スプールを残しても7~8本は加工可能。
金属スプールだけでも7本に突入しましたから、まさに後顧の憂い無く遊べる今日この頃。





問題は本気で遊べるベスト判カメラの台数が極端に少ないことで…
(と言う事で寝ます)

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2007/11/28 21:32 | 日記 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
相変わらず駄目人間
残す蛇腹な宿題は VPK と 高級パーレット の2台になりまして。



高級パーレット の方は凍結だから暫く良いとして、残るは VPK
既に使用上の障害はほぼ取り除いておりますので、後はフィルムを加工し
フィールドテストを行いまして結果を確認するのみ、と言った感じで。

1/100 まで使える 4年型パーレット でも、昨日は結局 1/50 までしか使ってませんので
何だかんだ言った所で 1/50 までしかない VPK でも普通に使えそうですね。


考えてみれば固定焦点機ですから、遠景までキッチリ撮るには絞らなきゃ駄目ですし
絞れば当然の事ながらシャッター速度は落ちますから問題ないっちゃ問題ない。

ただまぁ、絞り込んで撮るとなると三脚とレリーズが必須になるのがちょっとなぁ。




















07112701.jpg
f32 で撮る公園からの都庁
昭和4年型Pearlette  Wollensak Deltas Aplanat 75mm/f6.3  PRESTO





これで、シャッター速度は 山カン 1/10 くらいで撮ってみました。


パーレット のシャッターは B ・ 1/25 ・ 1/50 ・ 1/100 しかありませんから、
絞り込んで撮る時はバルブにして山カンの低速シャッターが要求されます。

このカメラが現役時代だった昭和の初め頃は 東京写真研究会 の推奨する
「早バル技法」 と言うのがありまして、まぁ何と言うかその方法で写真を撮ってみました。

ポジだったらアウトっぽい撮り方ですが、モノクロネガだったらこれで撮れちゃいますしね。



ただ、手持ちで撮るには非常にやり難いワケなんですよ。




当時の人々がどのように パーレット を使いこなしていたか、非常に気になるのですが
その頃に発行された古書などは結構なお値段で取引されていたりしますので
カメラ蒐集を一休みしないと手が出せない領域なのであります。

でまぁ、最近はカメラを買い控えているのでとりあえず買ってみたりしてるんですが








カメラを買うと資料を揃えられず、資料を見ると余計にカメラが欲しくなる。 嗚呼、素晴らしきループ

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2007/11/27 20:58 | 日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
稼働率75%
待ちにまった休日なので出掛けて参りました。


本日のお題目は 「昭和4年型パーレット 、整備後の初テスト」 でございまして
既に加工の終わっている PRESTO を詰め込みましていつものテスト撮影ポイントへ。



しかしまぁ、裏蓋に開閉機構のないベスト判なカメラはフィルム装填が非常に厄介。
(裏蓋と言う概念すら無い 「密閉式ボディ」 って言うのが正確な呼称ですが)



つまるところ、バルナックタイプの35mm機と一緒で底板を外してから
巻き取り用のスプールにフィルムの裏紙を引っ掛けて装填するんですが、
水平に入れたつもりでもカメラ内のフィルムガイド部に引っかかり
上手いこと入ってくれないんですよ… ライカみたいに切るワケにゃいかんし。

しょうがないので、バルナックなどでは定番の 「テレフォンカード方式」 で詰め込みを。



いやこれ、本当にキチンと入っているか確認する術がないのでドキドキ物ですよ。
フィルム給装室側のスプリングも何か弱っちいし (一応、補強はしたんですが)
巻き取り側でズレでも起こしたらフィルム1本が丸々パーになりますからねぇ。


まぁでも、詰め込み完了!と思い込んで試写の開始なのでございます。






あ、そうそう。


ISO400 を外で詰めるのはリスクが高かったので家の暗い場所で装填してます。
ほとんど意味のない行動ですが、気は心と昔の人は言っておりましたので…



























07112601.jpg
六櫻社の試写では毎度御馴染み、生まれ故郷の現・中央公園
昭和4年型Pearlette  Wollensak Deltas Aplanat 75mm/f6.3  PRESTO







せめて ISO100 で撮りたかったですねぇ。


手持ちが 400 のみでしたので、案の定キチキチに絞り込んで撮るしか無かったワケですが
これで確か f22 1/25 で撮っておりまして、そりゃまぁそれなりに撮れるのは当然で。

シャッター速度は 1/100 までありますから (速度は怪しいモノですが) もう少し開けられるものの
4年型パーレットには焦点深度表が付いておりませんので、なるべく絞って撮ってみようと。
(んなモン計算すりゃ良いだろって話もありますが、面倒だから絞ります)





さて、とりあえず実写テストの方は無事に終了しまして撮れる事は判りました。




ただまぁ、画像をご覧になればお判りかと思いますが平面性がグチャグチャでして
本来ならピントが来ていてもおかしくない 「写真工業発祥の地」 の碑が少しボケてます。

初テストですから、三脚とレリーズを使って万全を期したにも関わらず
(三脚なんて重たいのに担いで行きましたよ、ええ)
背景の方にピンが来ていると言う事は、フィルムが完全に真っ直ぐではないと

距離計でカメラから碑までの距離は 3m ですから、本来から言うと f22 でピンが来ないのは…





まぁ、このような不具合があったればこそ、後年の機体になればなるほど
フィルムの平面性と言う事がシビアになっていったんだろうなぁ、と思量されます。

単にフィルム装填が上手くいってないだけって話もあったりするんですが
これを誤魔化すには更に絞り込んで 「早バル」 と言う特殊な技をモノにしないと。
(まぁ、フィルム装填に慣れれば良いって話もありますが)






課題は残るものの、とりあえず我が家の パーレット兄弟 、稼働率 75% にはなりました

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2007/11/26 20:03 | 撮影テスト | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
準備完了
明日の休日を満喫するべく、カメラ2台の修復作業は完了であります。


案の定、ヒマ具合が良い感じな日曜の職場だったものですから
午後から パーレット の シャッターユニット を持ち込みまして
懸案だった部品の板金修理を行いまして、アッサリ直りまして。


んでもって、シャッターの動きを確認しながら組み上げまして使用可能状態へ。
組み立てている最中に、今まで気付かなかったメモ書きに気付いてみました。
















07112501.jpg
鉛筆のような物で 2 '29 と書いてあります





3号機 の パーレット は昭和4年型であるとは文献などから判っておりましたが
実際に1929年2月に書き込まれたであろうメモ書きが残っていたとは嬉しい限り。

米国製のシャッターユニットですから、このメモは米国で書き込まれたものなのか、
それとも輸入したシャッターをボディに組み込む際に新宿の淀橋で書き込まれたものなのか
どちらなのかは判りませんが、78年も前に鉛筆で書かれたメモなのは確かかと。


いや、まぁそれだけの事なんですが。



















07112503.jpg
VPK と 昭和4年型パーレット 何十年ぶりか判りませんが出撃可能に






もっとも、フィルムは相変わらずで ISO400 しか用意されていないのですが。


天候にもよりますが、 VPK の方は出番なしで終わりそうな気がしますけど
パーレット の方は何とか試写にこぎつけたく思います、てか使いたいですし。

我が家のパーレット4兄弟は 稼働率50% と言う情けない状態ですから
明日は何とか 75% まで持って行きたいのでございますよ。















07112502.jpg
で、今日は前祝い (と言うワケではありませんが飲みに行ってました)







そんなこんなで今宵も酔っ払っております故、早寝して明日の休みに備えるであります

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2007/11/25 21:52 | お遊び修理 | コメント(4) | Trackback(0) | pagetop↑
特に記する事の無い日
パーレット3号機 の方は相変わらず作業台の上でバラバラだったり。


これで月曜休みのテストに間に合うのか?と自分でも思っちゃったりするんですが、
どうにもならなかったら別の機体をテストするのみであったりするくらいに
未使用の中古やジャンクカメラがテンコ盛りなのが嬉しいやら悲しいやら。


て言うか、ベスト判用に加工したフィルムが ISO400 しか無いのが相変わらずで。


昨日のウチに買っておけば良かったんですが、んな事ぁ綺麗サッパリど忘れ魔人ですから
結局は月曜の天候如何によっては 中判 もしくは 35mm で遊ぶ事になりそうです。

















07112401.jpg
ウチの階段から採光窓を撮ってみる
TAXONA  Novonar 35mm/f3.5  NEOPAN SS








35mm と言ってもフルサイズからハーフ判、そしてスクエアまで遊べますので
どう転んでも楽しい休日を迎えられそうなのは間違いないでしょう。

もっとも、その前には明日も仕事をこなさにゃならんのですが…


しかしながら、予定表を見る限りではヒマっぽい雰囲気が漂っておりますので
状況が許されるようであれば パーレット3号機 を持ち込む事が出来るかも。

なんにせよ、持ち込める状況になる事を想定して動きの悪いシャッターユニットを
一度は組み立てておかないと後悔するかもしれないのでやってしまおっと。






組むくらいなら直せよって話もありますが、例によって酔っ払ってるのでやめときます
(組み立てるくらいなら多少酔っ払ってても出来ますからね、先日は7回くらいやったし)

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2007/11/24 21:30 | 日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
勤労感謝ですし
結局、今日はウダウダしながら1日を過ごしてみたりしました。


いえね、明け方の4時頃まで パーレット と格闘していたのですが、
ちょっとした部品の変形がありまして、ソイツの復旧が中々上手くいきませんで。

当て板とハンマーを使えば修復は容易なんですが、夜中にトンカンやるのは…
隣の寝室ではヨメさんも寝てますし、それとなく住宅地ですから
夜中の騒音は控えめにねって事で手曲げで修正を試みてまして
何とかなったかなぁ?となったら一回組み上げてチェック、駄目だから繰り返し。

とやっていたら明け方になってしまい、結局はフテ寝してしまったと言うワケで。





そしたら不思議、再び目覚めたらお日様が真上じゃないですか




おまけに、予報通りの快晴でしたから VPK に ISO400 は駄目っぽかったので
せっかく加工したベスト判フィルムの出番は無しと相成った次第でございます。


















07112301.jpg
結局、お昼前に家を出て近所をお散歩
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9




ウチの近所にある城跡 (今は緑地保全地域) までちんたらとお散歩。

ISO400 でも何とか使えそうな Yashica-44LM でも持ち出そうとは思いましたが
アホみたいに天気の良い時に ISO400 でもあるまい、みたいな感じで
今日はベスト判カメラの使用は結局お休みにしてしまいました。

って言うか、散歩なんか行ってるんだったら 3号機 のシャッター直せって話も。



















07112302.jpg
それはそれとして、今日のお散歩カメラは ZEISS IKON TAXONA







35mmフィルムだけは ISO100 が余ってましたので…

のほほんとした休日を四角く切り取ってくれるナイスなカメラ TAXONA 。
お手軽にスクエアを楽しむマストアイテムとして 「何となく近所を」 という時には最適。

ちなみに、上の画像は夕方に飲んだ時のでございます。
ついでに言いますと、既に酔いが結構回ってたので手ブレな上にピント外してます。


















07112303.jpg
城跡散策中、なんと言うか山の中の獣道
TAXONA  Novonar 35mm/f3.5  NEOPAN SS





家の近所にここまで自然の残された場所があったとは…


みたいに、何となく感慨にふけりながらお散歩撮影に興じておりました。
城跡と言っても、天守閣があるような立派なモノではなく、単なる山城のような感じで
空掘りとか平場が少し残ってるだけのような低山なんですが、それなりに面白かったです。

なんと言いますか、寝不足感の漂う頭をシャッキリさせるにゃ都合の宜しい場所でした。
城跡って言ってもほとんどが尾根歩きみたいなモンでしたから。



















07112304.jpg
城跡を抜けると謎の鉄塔
TAXONA  Novonar 35mm/f3.5  NEOPAN SS




逆光で遊んでみたんですが、色んな意味でフィルムっぽい仕上がりになりました。


露出計も無ければ距離計もない TAXONA ですが、のんびりお散歩には良いカメラ。
縦横比が同じなスクエアですとファインダーを覗いた時に一瞬だけ戸惑うのが楽しいです。

24枚撮りを詰めても一杯撮れる (40枚くらい) 変形ハーフ判ですから
自家現像と相まってコストパフォーマンスは非常に宜しい休日でございました。




で、帰宅したら昼寝をして現像をして飲みに行ってウダウダな休日はお終い。
(明日も明後日も仕事なんですよねぇ)

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2007/11/23 21:13 | お散歩撮影 | コメント(8) | Trackback(0) | pagetop↑
問題いろいろ
明日の休日を有意義に過ごすべく、今夜は早めにフィルム加工を。


と思いまして、帰宅後にサクッとフィルムだけは用意してみたものの (2本だけね)
あろう事か晴天が予想されているにも関わらず ISO400 だったりします。


いえね… 先週買ってきて貰ったストック分がある、と思い込んでたんですが
考えてみればそんなモノはとっくに消費済みでして、冷蔵庫を覗いてみたら
残ってたフィルムが PRESTO400 だけだったと言うオチでございまして。

箱が似てるから ACROS100 と間違えるんですよ、スペルは全く違うんですが


と言う事で、明日のフィルムは PRESTO400 と PRO160NC の2本立て。
ISO100 ですら古カメラにとっては驚くような高感度フィルムだと言うのに
休日の帰宅後に現像が出来るモノクロが ISO400 ってのはキツいよなぁ…


















07112201.jpg
おまけに、使おうと思ってた3号機が不調になりまして






なんかですね、何回かに1度くらいのペースでシャッターが閉じなくなってしまい
そのままで使用する事も出来なくは無いんですが、さすがに無駄撮りは勿体無い。

そんなこんなで急遽分解修理に突入しているのでありますが、万が一に備えて…


















07112202.jpg
VPK の方もレンズ清掃やら行う事にしてしまいまして





後玉を外すには中子を引き抜かないと出来ないんですよ。


パーレット3号機 と同じ方法じゃないと清掃出来ないのが面倒なんですが
とりあえず、3号機 が使えなかった事を考えて掃除だけはしとかんとね。

みたいに、恐怖の同時進行で (一応、作業台は別ですよ) やっているんですが
VPK の方も他に問題が無いワケではないと判ってしまうのが厄介な所。

















07112203.jpg
シャッター速度、 1/50 までしか無いんですよね




これで晴天が予報されている真昼間のテスト撮影で ISO400 は無謀だなぁ…


キチキチに絞り込めば使えない事もないんですが、やっぱ辛いよなぁこれは。
もっとも、パーレット3号機 の方だって 1/100 までしかありませんから
似たり寄ったりな雰囲気も漂いますが、今からじゃフィルムも用意出来ませんし。

明日になって NDフィルタ を買うのも馬鹿らしいからテストは最悪月曜に延期かも。
とは言え、せめて1台は使えるようにしておこうと頑張っております、はい。







そんなこんなで、悪あがきの真っ最中ですから今日は短めに

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2007/11/22 22:51 | 日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
結局、宿題は増えるのみ
高級パーレット の方は自身のスキルが上がるまで凍結する方向で。


何せ、通常の パーレット とは希少度が異なりますので、素人が下手打って
取り返しの付かない状態にするのだけは避けたいのでありますよ

て言うか、購入した時点で既に 「取り返しのつかない状態」 にはなってますが。


再塗装とかであれば、職場の設備を使えばオリジナルより上等に塗れますが
出来ればオリジナルと同じ状態で復元させないと意味がありませんので
余計なアップデートは一切無しでやりたいんですよ、出来るかは判りませんが。

レンズも一応は綺麗にはなりましたが、本領を発揮させるにゃ禁断の研磨と言う作業が必要。
酸化セリウムでの研磨などもありますが、素人は絶対に手出し出来ない領域なので
この辺に関してはプロの手に委ねるのが本道と言う事になりますよねぇ。

つうか、こんな危なっかしい事は自分じゃやりたくねっす。


















07112101.jpg
古いカメラで撮る古い建物 (東京駅ですが)
BABY PEARL  Hexar Ser.I 50mm/f4.5  ACROS100






高級パーレット は暫くの間、我が家でお休みして貰うとして他のを使わんと。


ベビー・パール は快調そのものですからお散歩カメラとして現役稼動中。
画像化したネガを見ると光線漏れのような症状が出ておりますが、
これはコマ送りをした際、赤窓から直射日光を喰らっただけでして特に問題なし。

その赤窓ですが、達磨型の開閉機構無しと言う古いバージョンですから
普段のお散歩使用時ではそこだけをパーマセルテープで一時的に塞ぎ
コマ送りの時だけはテープを剥がしてやってますので、その時の光だけはどーしようも無し。

まぁでも、そこまで気にしてたら ISO100 で気軽にゃ遊べないから気にしない。


低感度のフィルムは高いですからねぇ… Rollei から出ている ORTHO25 とか
ISO25 と言うカメラの年式にマッチしそう、かつ超高解像度と言うのには惹かれるものの
1本単価が 2,000円 近くするような高級品は宝くじでも当たらんと使えませんし。
(木箱なんかいらないからもう少し安くして欲しい…)

ISO感度だけなら フジ の HR2 なんて言うのもありますが

















07112102.jpg
廃墟となった交通博物館 (現像ミスってるっぽい)
BABY PEARL  Hexar Ser.I 50mm/f4.5  ACROS100





なんにせよ、スキャンがマトモに出来ない環境なので、フィルムにこだわってみても
ブログで画像化しようと思った所で全く意味はなかったりするのですが。


と言った感じで、フィルムの加工と自家現像によりベスト判で遊びまくってはおりますが
3台目の パーレット である昭和4年型や VPK のテストは未だ行っていない状況なので
何は無くともソッチから先に片付けねばなりませぬ、と先日書いたような気がします。

金曜の休みにはいずれかのテスト撮影を行い、宿題をひとつでも減らす方向で行こうかと。
(そうは言っても、光線漏れだけ塞いで高級パーレットで遊びたい誘惑が)




何にせよ、明日の夜はまたベスト判フィルムの加工祭りを行わねばなぁ…

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2007/11/21 21:47 | カメラな話 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
憧れの高級機
さて、2日連続で上野に出向いたのにはワケがありまして。


日曜のムンク展で上野に出た時、アメ横にある某カメラ屋さんに立ち寄ったんですが
そこでまたトンでもないお宝物件を見つけてしまったんですが手持ちが足りず。

明けて月曜の朝、速攻でお金を下ろしに行き、万全を期して上野まで。



つい最近、 「新しいジャンクは暫く控えよう」 などと高尚な事を言った気がしますが
やはり出会いと言うのは大事ですし、中古カメラは一期一会でございますから
これだ!と言うモノと出会った時は迷わず逝くしかないのであります。

みたいな言い訳をしてみたものの、一晩経ってから買いに行こうってのが…


既に売れれていればお小遣いも安心だよなぁ、みたいな腹積もりもあったりなかったり。
んでも、やっぱり見つけた時に買えなかった悔しさを引きずるのもアレだよなぁ
みたいな感じで一晩かけて頭を冷やしていたのであります、少しも冷えてないけど。



最近、休日は財布の中に大きめのお金を入れないようにしてるんですよね。
(そもそも入れるお金もありません、と言うのはこの際置いといてですね)

休日の財布、中に大きめのお金が入っていると中古カメラ屋さん巡りと言う荒行の中で
気付けば使いもしない、もしくは使うまで数年を経たりするカメラを買う事が多かったので、
不要不急のお金はなるべく持ち歩かないように、と言った安全策なのです。

まぁ、銀行とかコンビニに行けば下ろせるからそれほど意味はないんですが…























07112001.jpg
と言う事で、またもや パーレット





つまりは 4号機 と言う事ですね、まだ 3号機 の実動テストすらしてないのに。


しかしッ!今度のはちょいと特別な機体なので買わねば絶対後悔する事に。
通常の パーレット と言うのは固定焦点機でありピントの調整は (基本的に) 不可能
なのでありますが、昭和12年に発売された本機だけは前玉回転式でピント合わせが可能。

おまけに、あの使い難さでは群を抜いている反射式ファインダーを捨て去り
前後折り畳み式逆ガリレオファインダー (つまり非常に見やすいのです) を装備、
そんでもって簡易式のセルフタイマーまで装備したシャッターユニットは APUS と豪華。

名前も只の 「パーレット」 ではなく、 『高級パーレット』 と非常に判りやすくなっております。
























07112002.jpg
そして、レンズは憧れの Hexar Ser.1 75mm/f4.5





いよっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!

やっと、 Hexar レンズ付きのパーレットでございますよ。
て言うか、売り物のパーレットで Hexar の付いた固体は初めて見ました。

固定焦点の方は 昭和7年に Hexar の f6.3 を搭載したモデルもあるんですが、
こっちは前玉回転でピント調整も思いのままですし、 f4.5 と抜群の明るさ。

これが現役復帰の暁には、ベスト判フルサイズで Hexar を楽しめるぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!









さて、一通り吠えたい所は終えましたので冷静にこの固体を調べてみましょう。







例によって今回もジャンク品でございまして、かなり酷い有様です。

ボディそのものの腐食は少ないものの、塗装剥げは著しいモノがあり
がっつりとしたカメラに戻すには部分塗装でなく再塗装が必要なレベル。
んでも、欠品のパーツはほとんどありませんのでボディそのものに問題は無し。
(ハーフマスクだけが欠品で焦点面金具などは機能する状態で付属)

70年を経たシャッターユニットは完調で、 T ・ B ・ 1/25 ・ 1/50 ・ 1/100 は
目視ではありますが全速滞りのない作動をしている模様です。
つか、ネガ使用だったらそんなガッチリと速度は出て無くても問題無いですし。


肝心要のレンズもお店で見た時は酷い有様だったのですが、何とかなりそうと踏み
購入後に全分解で清掃を行いましたところ、カビは綺麗サッパリ除去出来ました。

ただし、当たり前と言えば当たり前ですが蛇腹は完全に死んでおりまして。
補修を行えば… と言うレベルを超えておりまして、現状では使用不可能。


















07112003.jpg
これはもう駄目でしょ (向こう側が見えるくらいだし)







蛇腹の新造は色々テストをしているものの、いまだ満足出来るレベルの試作も出来ず
完全復帰は遠い先の話になると思うのですが、要は光さえ通さねば良いだけなので
カメラそのものは使おうと思えば使える状態であると言った感じでございます。

まぁでも、出来る事ならば完全体として使いたいですよね。





















07112004.jpg
それはそれとして、焦点深度表がカオスなんですが














07112005.jpg
ちなみに、こっちが普通の パーレット (昭和8年前期) の深度表





視力2.0以上、と言うそれなりに良い視力と思っている自分でもよく見えません。
深度表を的確に使うなら虫眼鏡は必須と言っても良いくらいに文字は小さく
その上、情報量だけはテンコ盛りと言った世界であります。

まぁ、見難いもののあると便利な深度表は大事に使わせて頂きますよ。





と言った感じで、復旧には並々ならぬ努力を強いられそうな固体ではありますが
それでも憧れだった 「ヘキサー付・高級パーレット」 ですので、時間を掛けて付き合おうかと。

ただ、色々と資料を漁ってみたところ、この固体は前期・後期のどちらにも属さないものであり
レンズのシリアルやボディ番号を見てみると非常に若い (年寄りな) 固体のようであります。
普通の高級パーレットはボディが革貼りらしいんですけどね、これは見た目が普通。
いわゆる 「革ハギパーレット」 と呼ばれるモノらしいです、はい。






何にせよ、動かないカメラはカメラじゃないので古かろうが新しかろうが使えるようにせにゃ

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2007/11/20 21:15 | ジャンクカメラ | コメント(8) | Trackback(0) | pagetop↑
普通にお散歩
さて、今日もお休みでしたからカメラ片手にブラブラですよ。


昨日は上野まで出ましたから、今日は普段通りに新宿の散策でも
と思いましたが、ちとワケありでまたもや上野まで出向いておりました。

今日もまた素晴らしいまでの晴天にカメラ選択で悩みまくるかと危惧したものの
なんとな~く昨日と似たような布陣でお出掛け、ベビー・パールをメインにして。

つか、出掛ける前に昨日の分を現像して 「やっぱピント調整出来るのはイイなぁ」
となったからってだけなんです、パーレットだと絞りだけでピント合わせにゃならんし。

















07111901.jpg
何となく好きな被写体、放置自転車
BABY PEARL  Hexar Ser.I 50mm/f4.5  ACROS100




せっかくの Hexar なのに、どうしても除去出来ないクモリのお陰でソフトフォーカス。

まぁ、このような写りも悪くはないと思う事にして使っているのであります。
何せウチの ベビー・パール は昭和10年 (1935年) 初期型と呼ばれるモデルらしく
この世に生み出されてから既に72年と言う、それなりにご高齢でございますから
少しくらい目が悪くなっていてもしょうがないのでは?と思えば気がラクですし。


ベスト半裁のスプリングカメラは本当に小さいですし、持ち歩きには持って来い。
(6x4.5 のセミ判と比べても これだけ小さい ですから)


特に朝食を 「たまには」 と思って某マクドナルドに行き、そこで某マックグリドルなんて言う
何をどうしたらこのような食べ物を思いつくのか理解を越えるモノを食べてしまい
微妙な気持ち悪さを引きずった時のお散歩には丁度良い大きさだったんですよ…

だもんで、 RICOH の CADDY も持ち出していたものの、フィルムすら入れず。
今日は ベビー・パール での1本勝負と言う危険な賭けに出ていたワケでございます。














07111902.jpg
何があったかは存じませんが 「今後一切立ち入り禁止」 らしいです
BABY PEARL  Hexar Ser.I 50mm/f4.5  ACROS100




結局、上野で少しお買い物をした後は昨日と同じでアメ横を散策し
秋葉原ではカメラ屋さんを見ただけで通過し、交通博物館の跡地を横目に神田まで歩き
神田ではお昼ご飯とカメラ屋さんを見ただけで通過して、東京駅まで軽くお散歩。

その後は新宿に戻りまして、昨日回らなかったカメラ屋さんを何件か回って
飲みもせず、日のある内に帰宅したと言う当たり障りのない1日でございました。

今週は金曜日にもお休みがありますから、そんなに慌てて遊び回る必要も無いですからね。






さて、既に今日の分の現像も終わってるしチビチビ飲みながら今日買ったブツを (略

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2007/11/19 18:45 | お散歩撮影 | コメント(8) | Trackback(0) | pagetop↑
芸術の秋を求めて
待ちに待った嬉しい休日の到来により、朝から浮かれ気分。


と言いたい所ですが、昨夜ブログを書き終えた後に延々とネットの海で遊んでおり
ベスト判のフィルム改造を始めたのは深夜1時を回ってから。

んで、加工が終わった後もダラダラとカメラ選定をやっていて寝たのは3時前。



起床は午前6時半、お天気も宜しいのでムリムリ覚醒して出掛けて参りました。
今日は毎度お馴染みの Y氏 と8時半に新宿で待ち合わせをし、
ヨメさんと3人で午前9時過ぎには上野のお山に辿り付いておりました。
















07111803.jpg
上野のお山と言えば西郷さん
RICOH MF-1  RICOH 30mm/f3.9  JX100




今日のお散歩デビューカメラは RICOH の MF-1 でございます。

過去ログを漁ってみましたところ、ここに記録がありましたのでざっと2年は放置 (略
いやはや、恐るべきは桐箪笥の収納性と言う事にしておいて下さいお願いします。


さて、そんな MF-1 はコンデジも300万画素時代を迎えた 2001年 のカメラ。
ウチで扱うにしては最新鋭も良いとこなんですが、そこはそれ。

この時代の35mmコンパクト機にしては珍しく、4点ゾーンフォーカスなども使えます。
が、AUTOで撮れば当然 AEAF なカメラなので 変態度 趣味性が高いと言えます。
おまけに、これまた珍しく吊り金具が両側に付いていたりするので
ストラップで首から提げてもブラブラしないと言う新しいながらも良い古さを保っておりまして。

今日は押すだけ簡単カメラを使おうと思って持ち出しましたが、
せっかくなので全てをゾーンフォーカスで遊んでみる事にしたのでございます。

















07111801.jpg
で、今日の目的は 「芸術の秋」
RICOH MF-1  RICOH 30mm/f3.9  JX100




今日のお題は 「ムンク展」 なのでございます。

Edvard Munch (1863~1944) は非常にダークな雰囲気の絵で有名ですが
国立西洋美術館に来ていたのも凄いのばかりで圧倒されっぱなしでございまして。

晴天の休日、晴れ晴れとした気持ちで美術館に行き、非常にアレな空気を堪能しました。
いやはや、今回も本当に凄い絵を沢山見る事が出来て大満足でございました。















07111802.jpg
そんでもって早めのお昼、上野と言えば聚楽台
RICOH MF-1  RICOH 30mm/f3.9  JX100




ここは上野発の列車で旅立つ人達が別れの杯などを交わすような大衆食堂。
(と言うか、元祖ファミレスみたいな感じですね)

店内では方言が飛び交い、昼間っぱら酒を飲んで楽しい時間を過ごす人が多いのです。
んで、何となく我々3人も真昼間っから飲んでしまったと言ったワケでして。



その後はアメ横を散策したり、秋葉原まで歩いてみたり。



夕方には新宿に戻りまして、定例のカメラ屋さん巡りやネガの現像をお願いしたり。
MF-1 と一緒に ベビー・パール でも遊んでいたんですが、そっちの現像はまだ。
だってほら、新宿で夕方を迎えたら飲むしかないじゃないですか

てなこって、今日は早めに帰宅したものの寝不足もあり酔っ払いに拍車が掛かってます。







さて、ベスト判のフィルムはあと2本残ってますから明日もお出掛けして撮ってきます
(そして、今日はもう酔いの勢いに任せてサクッと寝るであります)

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2007/11/18 19:48 | 撮影テスト | コメント(4) | Trackback(0) | pagetop↑
明日に向け
今宵はベスト判用フィルムの加工祭りを執り行いたいと思いまして。


当てにならぬ天気予報を見てみると、明日は午後まで天気も持ちそうですし
後悔せぬようフィルムだけは用意しておいた方がいいかな~?なんて感じで。

もちろん、お手軽な 35mm機 も持ち出すつもりはマンマンなんですが、
なんか最近、ネガにしろポジにしろライトボックスで見るのが楽しくなっており、
それには矢張り、大きめのフィルムで撮った写真の方が目に優しいと言う事で。


だったら、中判サイズで遊べば良いだろう、と言った話もありますけど…



何となく、ベスト判の長細い世界観がお気に入りになっておりまして
撮れるにせよ歪むにせよ漏れるにせよ、結果はどうであれ
休日の相棒として楽しい時間を過ごさせてくれるアイテムなのに変わり無し。

















07111701.jpg
で、リリーのテスト写真を撮ったのとほぼ同じ場所から1枚
CONTAX RTSIII  Planar T* 85mm/f1.4  RDPIII






手前の枝葉が非常にうざったいですが、良い場所は既に先客がテンコ盛りでして。

なんかツマラン写真で申し訳ありませんけど、望遠系を持っていない貧乏人ゆえの
止むを得ない場所取り合戦敗退の結果なのでありますよ、とほほ。




そんなこんなで、ご覧のように写真ネタも綺麗サッパリ枯渇している今日この頃
リスクの高いベスト判でのお散歩撮影は、下手すると来週の写真ネタ不足を引き起こし
何とも締まらない結果になりそうな気もするんですが、使いたいものは使いたいと言う事で。

一応、サブ機扱いな我が家では未使用の35mmコンパクトは持ち出す予定なんですが
それすら機種選定が終わっていない土曜の夜だったりするのは秘密… いや、毎度の事か。





とゆー事で、ベスト判のフィルムを加工しながら明日の使用カメラを考えてきます

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2007/11/17 21:30 | 日記 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
ひと段落
リリー 、そして パーレット 1号・2号 の作動が安定してきた今日この頃。


ちょっと一息ついて、今度の休みは普通のカメラで遊んでみようと思っておりまして
久しぶりに王道の安コンパクトを持って休日に挑みたい気分だったりします。

明日の仕事をすれば日月とお休みが貰えますので、久しぶりに都心でぶらりお散歩を
みたいに考えているんですが、天気の方は微妙な予報が出ているのでございます。


まぁ、天気が宜しくなかったら高感度フィルムを使えば良いだけですし、
DXコード対応の安コンパクトでお散歩するなら特に天気は問わないので気軽に望めそう。
















07111601.jpg
下界だと紅葉もまだ早いっぽいですし
CONTAX RTSIII  Distagon T* 28mm/f2.8  RDPIII






久しぶりに普段のダラダラ加減を満喫しながらお散歩撮影を。

ここんとこ、木曽とか穂高とか高尾みたいな山中に篭る機会が多かったですから
もんのすごいお手軽なお散歩撮影をやってないような気がするんですよ。

いまだ購入以来使っていないコンパクトも多いですし、手軽なお散歩撮影
こんなのを楽しむのに良い気候ですし、色々ひと段落加減な雰囲気ですからねぇ。




とか言っておきながら、結局は何かしら厄介なカメラを持ち出しそうな気も。




結局は休み当日の朝にならんと何を持ち出すかはサッパリ判らん人ですから
今はウダウダと休みの日に持ち出すカメラを妄想しながら時を過ごすだけなのです。


押すだけ簡単カメラだったら中判でも kodak の ボックスカメラ とかありますし、
ベスト判のように、一見すると面倒そうなカメラでも こんな押すだけカメラ もありますし
真っ当なのからイロモノまで各種取り揃えていると厄介な事に変わり無し。





とりあえず、何にでも対応出来るようにフィルムだけは色々用意しておこうっと
(だからと言って色々持ち出すとパンクするワケで)

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2007/11/16 22:22 | 日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
何とも微妙な…
昭和8年前期型の パーレット (1号機) 、再テストの結果が出ました。


1号機 はフィルムの平面性に難がある事が判りまして、その対策を色々行いましたが
ひたすらテストをサボってまして、この前の長野・奥飛騨旅行にようやっと使ってみたと。

んでもって、カラーネガなんて言うフィルムを入れてしまったものですから
自分ちで現像も出来ませんから、この前の月曜に現像のお願いをして
本日引き上げてくる事が出来たと言った感じで (引き取りに行ってくれたのはヨメさんですが)


とりあえず、ネガの方は何だか凄い事になってましたがスキャンしてみました。





















07111501.jpg
まぁ、撮れていると言えば撮れてる
Pearlette (8年前期型)  Zion 75mm/f6.3  G100






さすがは フジフィルム の誇る 「懐かし発色系ネガフィルム SUPER G100」

74年も前のレンズだけに発色は期待していなかったのですが、
なんと言いますか、ネガの特性と相まって非常に宜しい色を出してくれました。


まぁね、発色に関しては申し分ないのですが…


やっぱり歪むんだよなぁ、今回の改修でフィルムの平面性はかなり向上したのに
それでもネガの右と左でピント位置が変わっている事がよく判ります。

てか、右側に関しては f22 まで絞り込んだだけの事はあり、無限もそれなりにシャープ。
にも関わらず、左側がボケボケになるのはちょっとなぁ。 けどこれ以上どうしろと…

腐食したフィルムガイド部を修正して真っ平らにし、圧板も純正のスプリングがへなへなだったから
ウレタンを補強剤として入れてみて、それなりの圧力を均一に掛けるようにしたと言うのに。


現状でこれ以上の改修は無理だぞ… これ以上やったら別物のカメラになっちゃう。


















あっ! そうか…












だから、これ以降の年式になると圧板 + トンネル式のガイドになったのか。
8年前期である1号機、 ペガサス型パーレット から8年後期になる エコー型パーレットで
フィルムのガイド方法がガラッと一新されたのはそういう事だったのかぁ… なるほど。

元々、フィルムが中途半端な大きさのベスト判ではスプールにフィルムを巻くと言う関係上
ある程度のカールは防ぎようがありませんし、横長の圧板では限界があるって事ね。


お~、なんか歴史の転換点に立ち会った気分だ。 70年以上経ってるけど。


10年後期である 2号機 はベスト判にも関わらずがっつりと平面性が確保されてますから
あの異様に装填のし難いトンネル式ガイド (焦点面金具と言います) も納得しました。






















07111502.jpg
奥行きを強調したい写真を撮る時は立位置で撮ると自然になる、と
Pearlette (8年前期型)  Zion 75mm/f6.3  G100





こうやって撮ればキチキチに絞り込んでも手前がボケるようになりますから
それとなく見れる写真が撮れると言う裏技も発見するに至り、結果は良好。


接写アタッチメントを使うような近距離であれば、絞りも開き気味になりますし
そうなった場合は中心以外は適当にボケちゃうから使用上の問題はなさげ。

今回の試写で撮った山のような場所では制限の多いカメラになりますが、
そんな時は リリー を使えば良いだけですし (なんか強気に出てみました)
8年前期の パーレット は絞り込んで使うのではなく、適度なボケを出しながら撮れと。

よしっ、これで1号機も試験段階から実戦へ投入が可能だ。 うははははは。








ん? となると 4年型 である パーレット3号機 も歪みまくるって事か、うはぁ…

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2007/11/15 20:46 | 撮影テスト | コメント(4) | Trackback(0) | pagetop↑
残された課題
リリー の方は数々の問題をクリアして実用段階にシフトしたワケですが。

それより前に我が家に来ていた パーレット (1号機) の再テストも
明日には仕上がりそうでして、上手くいってくれれば更にテンションが上がるかも。
(失敗しててもテンションは下降しないと思いますが)


2号機の方も再度の光線漏れが発覚しましたが、既に対策は終えており
残す戦前の機体でテストを終えていないのは 3号機 と VPK の2台のみ。


新しいジャンクを仕入れてくるのはこれらのテストを終えてからにしよう。




3号機 の方はフィルムを用立てればすぐにでもテストが可能ですし、
VPK もレンズ清掃を終えれば使えそうな予感が漂っております。
ちなみに、3号機 は昭和4年型で VPK は1915~1926年のどこか。


そろそろ、平日の仕事中にテストをするのは厳しくなってきておりますから
休日に向け、最後の整備とフィルム改造をしておこうと思います。


















07111401.jpg
本文とは関係のない高尾山で撮った1枚
CONTAX RTSIII  Planar T* 85mm/f1.4  RDPIII





よく写る非常に優秀な機体ですねぇ、RTSIII と T* レンズは。

RTSIII のようなカメラと P85/1.4 のような連中に振り回されるのも楽しいんですが
大甘な古カメラでドキドキしながら遊ぶ方が最近は非常に楽しくなっており、
今年の年頭に描いた目標である 「古カメラを楽しむ」 は順調にいってる模様。

機材の方も今年はそれほど増やしておりませんし (高いのは買ったけど)
近年稀に見る落ち着きっぷりに自画自賛したくもなると言うのモノですよ、うはは。



で、ベスト判用の改造フィルムを作っておこうと思ったのですが…



この前の旅行と先日の高尾山ハイキングで 120フィルム の在庫が枯渇しました。
新宿に出た時に買っておけば良かったんですが、すっかりとそんな事ぁ忘れてまして
冷凍庫と冷蔵庫を漁ってみたものの、出てきた 120フィルム はポジが数本と
今や貴重なコニミノの センチュリア100 が13本と言う危機的状況だったりするのであります。


テストでポジを使うのは構わないんですが、現像の手間を考えると実用的ではありませんし
センチュリア100 の加工フィルムで小西六を使うのは夢があって良いものの、
さすがに撮れるか判らんものに貴重なネガを加工して使うのは… やめとこうっと (へたれ)


それ以前に、カラーネガだと自分ちで現像出来ないからどっちみち駄目ぢゃん。






しょうがない、明日都心に出るヨメさんに買ってきて貰うかな
(そんでもって 1号機 のネガも引き取ってきて貰おっと)

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2007/11/14 20:08 | カメラな話 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
テスト色々、結果は良好
6x9マスク を作った事により、使いやすくなった (かも知れない) Lily手提暗函貳號
(更に漢字を旧字体にしてみて気分を出してます)


実は、昨日の高尾山ハイキングにちゃっかりと持ち出していたりしますので
マスクの実戦使用などを行ってみちゃったりしていたのでございます。

結果をすっ飛ばして結論から申しますと 「これで大丈夫!」 と言った感じ。
6x9マスクを入れた状態のピントグラスで狙った構図は完璧にフィルム上で再現。
(改修時での視野率は計算上 100% にしてあります)


ただまぁ、光線漏れの方は相変わらずパーマセルテープの人だったりしますので
カメラの設営から構図決め、そんでもってピント調整をしてからのホルダ入れ替え等
1回の撮影に要する時間は大判と大差のない雰囲気だったりするのであります。

つうか、パーマセルテープでの光線漏れ対策があるので、実際は大判より時間掛かるかも。






そんな 6x9マスク のテストをメインにした昨日ですが、実はもう一つのテストも。


今まで、 リリー にはモノクロフィルムを入れた事しかなく、カラーでの発色が
どのようになるかは未知数でございました (当然、良い色は期待出来ませんし)。

なにせ、ボディは1916年式の国産カメラでレンズは同時代の米国製。
カラーフィルムが初めて世に出たのが1935年のコダクロームですから
それより約20年も前のレンズではカラーの事など考えていないのは当たり前。


余談ですが、カラーフィルムが世に出る前に3色分解で撮影された 「着色ではない」
カラー写真と言うのもありますが、それはまぁここでは触れない方向で。
一応、有名ではありますが URLを貼っておきます。 初めて見た時は感動しました。


リリー が生み出された時代にロシアではこのような手法でカラーを再現していたんですねぇ。




















07111301.jpg
とりあえず、御託は良いから画像を貼ってみます @富士山と大室山
Lily手提暗函貳號  Wollensak Velostigmat SeriesⅣ 12.7cm/f6.3  RDPIII






空気が澄んでいれば更に良い結果が出たのでは?と思わせる写り。

例によってスキャナがアレですから、見たままを画像化する事は出来無いんですが
(だから、大き目のフィルムをスキャンする時はモノクロがメインになってまして)
補正を掛けすぎると余計に元のポジとはかけ離れそうになってしまいましたので
とりあえずは 「カラーでもそれなりに撮れますね」 と言う事は判れば良いのです。



フィルムが高性能化している21世紀、古レンズでもそれなりに発色しますから
何かもう、良い意味で期待を裏切られた感で胸が一杯でございますよ。



手に入れたのが今年の5月、ようやっと真っ当に使えるようになってきた今日この頃、
散々振り回されてみたりもしましたが、苦労の甲斐もあったと言うモノ。

自前の大判カメラを購入するのは遠い先の話になりそうな気配ではございますが、
大判擬似体験としての Lily手提暗函貳號 はようやっと実用化の域に入ってくれたようで。

で、次の目標は リリー で撮った写真を伸ばしてプリントしてみたいって事ですが。







そうなると、機材とか光線漏れとかでなく 「写真の腕」 と言う最大の障壁が…

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2007/11/13 20:01 | 撮影テスト | コメント(6) | Trackback(0) | pagetop↑
今日は普通の
ハイキングに出掛けてみました、余りにも天気が宜しかったもので。



昨日はどんより曇ってたり小雨が降ってきたりとイヤなお天気ではございましたが、
大変申し訳ない事に月曜になったらもんの凄い快晴に恵まれた南関東。

久しぶりの雲ひとつ無い青空に狂喜乱舞した我々夫婦はカメラを持って電車に。


普段であれば新宿へ向かうのですが、今日は逆コースで八王子へと向かい
そのまま京王高尾山口に降り立ちまして 「廃」 の付かないハイキング。

紅葉にはちと早い気もしますが、せっかくだからと高尾山を歩いてきました。



















07111201.jpg
高尾山と言えば天狗
CONTAX RTSIII  Planar T* 85mm/f1.4  RDPIII





でまぁ、辿りついた高尾山。

平日だと言うのにやたらと人が多く、おまけに紅葉もまだまだとありまして
今ひとつテンションを上げられなかったものの、とりあえずは山頂まで歩きます。

標高は僅かに 599m 、京王の高尾山口ですら海抜 200m 近くの高さがありますので
お昼ちょい前の駅着にも関わらず、頂上には13時前に着いてしまうくらいの気軽な場所。


先週はロープウェイとは言え、標高 2,000m オーバーの世界に行っていただけに
とてもお気楽、と言うかまさに普段着で行けてしまうのは宜しい事であります。




















07111202.jpg
久しぶりのポジ、盛大に飛ばしてしまいましたの図
CONTAX RTSIII  Distagon T* 28mm/f2.8  RDPIII





そういや、 RTSIII にポジを詰めたのは初めてだったかも…

天気の良い休日、ハイキングに出掛けるとあってはポジを使いたくなると言うもの。
昨日の時点ではハーフカメラを使おうと思ってはいたのですが、
Konica EYE に詰めてあるフィルムのISO感度では辛そうだったのでお休みさせました。

低いとは言え、山登りする時に山盛りのカメラを持ち出すのは自殺行為ですからねぇ。
(だもんで、今日の持ち出しカメラはたったの3台と言う大人しさ)


















07111203.jpg
時期が早いんで紅葉を探すのが大変です
CONTAX RTSIII  Planar T* 85mm/f1.4  RDPIII





と言う事で、薬王院や頂上で少し写真を撮ったのみで下山。

まぁ、今日は本当に天気が宜しかったのでフラフラとハイキングを楽しんだだけで、
いつものように 「あれ使ってこれも使って」 と言うのを極力減らしてみたのでした。
ただまぁ、お弁当などを用意しないで出掛けたので下山時には腹減り小僧状態。

高尾山と言えば手打ち蕎麦が名物ですから、少し遅いお昼ご飯と言う事で
ふもとに降りてからケーブルカー駅の近くのお蕎麦屋さんに飛び込んだ次第で。























07111204.jpg
いいね、休日だから昼間っから飲める
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9





いやはや、腹減りの上に歩き回った後の一杯はかなり美味い!

蕎麦をすすりながらのお酒は良いですよ~、おまけにこれはお神酒ですから
ここでないと飲めないと言うリッチな気分も味わえるお酒なのであります。



そんなこんなで、今日はお天気に誘われて高尾山まで行ってみましたが
RTSIII に詰めたフィルムがポジだったので現像の為に結局は新宿まで。

久しぶりに90分現像でポジを上げて貰ったんですが、
待ち時間は酔い覚ましを兼ねて飲んでいたと言うワケでございます。








てなこって、程よく疲れて程よく酔っ払っている夜。 楽しい1日でございました

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2007/11/12 20:25 | お散歩撮影 | コメント(6) | Trackback(0) | pagetop↑
明日はお休み
なので、今日はのんびりしている夜なのであります。


仕事の方も順調に忙しくなって参りましたが、まだまだ余裕と言った感じで
今日は適当に時間を見て リリー 用の 6x9マスク を作ったりしておりました。

これで、前回のような大失態をやらかす可能性は減ると思うのですよ。
旅行の時、最初は リリー を持ち出す予定など無かったのに、
ムリヤリ持ち出したって感じでしたから、 あのザマ このザマ ですよ。 うはははは。




















07111102.jpg
失敗は成功の母と言う事で





そんなこんなで、マスクを作った事により構図で失敗する可能性は減るでしょう。
何せ、今まではファインダー視野率で言えば140%くらいでしたからね~。


ちなみに、マスクの材質はクルマの部品を包んでいた厚紙 (つまり、職場に転がってたゴミ)。
こいつを切り抜いて艶消しの黒を塗っただけと言うお気楽加減満載のグッズです。
製作時間10不未満のお気楽グッズとは言え、無いのに比べたら100万倍くらいマシ。


となると、後は実写テストを行いまして狙った通りの写真が撮れるかと言う事ですが…



明日の天候にもよりますが、さすがに毎週使うには面倒さが爆発しそうなので
次の次くらいのお休みまで取っておこうかと思うヘタレ小僧なのでありましよ。






















07111101.jpg
明日は気楽なカメラを使いたい人なのです
C35  HEXANON 38mm/f2.8  JX100






普通の休日に三脚持って出歩くのは疲れちゃいますからね、色んな意味で。
てなこって、明日は王道のコンパクトカメラを持ち出してお散歩に出ようと思っとります。

Konica EYE には旅行で突っ込んだフィルムがタップリ残っておりますし、
Konica I にモノクロ詰めてお散歩ってのも楽しそうな予感がしたりしますし、
パーレット (1号機) にモノクロ詰めてちゃんとテストしたいってのもあったり。


あとは、ここんとこご無沙汰気味な Olympus Pen-S なんかも楽しそうじゃないですか。
(ただ、ハーフカメラは1台だけにしとけって心の中の天使が言ってます)







つまり、結局は明日も大所帯でお出掛けな(略

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2007/11/11 23:27 | 日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
酒が美味い
つまり、タイトルで 「酔っ払ってますよ」 と表現してみたかっただけで。


小雨降る中での仕事を終え、冷え切った身体を引きずって帰宅してからの楽しみ
それはまぁ、いまさら述べるまでもありませんが酒を飲むと言う事に他ならず。


明日も仕事だと言うのに、すっかり完成体になっている感じでございます。
















07111001.jpg
100均で購入したケースを使って遊んでます






昨日、すっかりと存在を忘れていたへっぽこ軽の応急修理を行いまして
試運転がてら近所に新しく出来たショッピングセンターに出向いてみました所、
ウチの近所では見かけなかった大型100円均一ショップが入っておりまして
そこで思わず買ってみた安物のコレクションケースでございます。


普段から目に見える範囲に置いておきたいカメラでも、ホコリが付きまくるのはイヤ。


と言う我侭な自分にとりまして、安物なれど便利なアイテムだと言った感じで
これなら僅か数百円で手に入るってのはビバ100均なのであります。
(100円じゃなかった所が最近の100均って感じですねぇ)

こんなん、自分でアクリル板買ってきて作ったら同じ値段で作れんですし…

















07111002.jpg
と、下らない事を書いていたら沈みそうになってきました
Acom-1  Zoom-HEXANON AR 35~70mm/f3.5~4.5  JX100










いかん、まだ寒さに慣れていないのに寒がって帰宅して酒飲んだら本気で眠くなってきた
(と言う事で、何のオチもありませんが今日は寝ます)

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2007/11/10 21:14 | 日記 | コメント(6) | Trackback(0) | pagetop↑
旅行カメラを振り返って
旅行日記を書き終えたと思ったら早くも金曜の夜ではないですか。


明日明後日と仕事をすればお休みになるから、少し家でのんびりしようかな…
と思ったところで遊びに出掛けてしまうのが今から目に見えててイヤになるな。





てなこって、今日はもう金曜日。
仕事の方も適度に忙しくなって参りましたので、時間の経過が早くなった気が。
まだヒマ時間があるようなら、リリー のピントグラス用の 6x9マスク を作らねば。
(家で作ればいいじゃんって話は置いといて)


リリー の方は光線漏れさえ気をつければ充分に実用可能である事が判り
的確な撮像位置を掴むのに 「6x9マスク」 は絶対に必要である事も判明。

我が家に在籍する 「国産最古のカメラ」 、どうすれば常用カメラに持ち込めるか
色んな方法を考えているとそれだけでワクワク出来る安上がりな人です。


















07110901.jpg
天気良ければ色も綺麗だったんだろうなぁ @青木湖
Acom-1  Zoom-HEXANON AR 35~70mm/f3.5~4.5  JX100







で、今回の旅行で無難に使い勝手の良かったカメラが Acom-1 。

コニカのSLRシリーズの中では 510g と何気に最軽量ですから、
今回のような旅行では非常に有用な一眼レフカメラでございましたよ。
(あとはほら、FS-1とかFT-1のようにモーター部の心配が無い)

ただ、手持ちのレンズが単焦点2本とへっぽこズーム1本のみと言うのがなぁ…
望遠系の充実とズームの強化、みたいな雰囲気が漂っているのであります。


て言うか、Acom-1 は予備機でもう1台くらい欲しいんですよね。




あと、コンパクトの主力となった C35 、これはもう今更何をってなくらいに
簡便なカメラでございますから、写りの良さと相まってスナップ用に大活躍。

Konica I に関しては… モノクロ詰めておけば良かったと後悔中。
今度の休みにモノクロ詰めてお散歩撮影に持ち出して憂さを晴らす事にします。






で、Konica EYE を撮りきってなかったと言う事実に今頃気付いてみました
(相変わらず忘れるくらいカメラを持ち出してたって事ですね)

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2007/11/09 21:56 | カメラな話 | コメント(4) | Trackback(0) | pagetop↑
奥飛騨、そして帰還
旅行日記もこれでお終いでございますよ。


さて、危うく標高 2,000m オーバーの世界に取り残されそうになりつつ
予備発動機のお陰で下山する事は出来ましたが、既に周囲は闇の中。

これではもう、宿に篭るしか無いのは至極当然と言った感じで2泊目の宿へ。




2泊目の宿に到着した我々は冷えた身体を暖めるべく温泉へGO。

シーズン最終日の日曜の夜だっただけに、他の宿泊客は全くおらず
思いがけずに完全貸切状態となった露店風呂で至福の時を過ごしたのであります。

















07110802.jpg
食堂も貸切状態、とてもシュールな光景






シュールだったとは言え食事は美味しく、またお酒が美味いのなんのって
岩魚の骨酒と言うのは初めて飲んだのですが、これがまたクセになりそうなお酒。

ツマミ無しでひたすら飲んでいられそうな雰囲気でございました。


でまぁ、この後はもう一度温泉に浸かりまして早寝を決め込んだ次第で。
翌日の天気、予報は崩れると太鼓判ですから、何とかなりそうな気もするんですが
どっちにしろ西から天気は崩れるっぽい雰囲気でしたので起きたら帰還するのみ。

キチンとした写真を撮る事は出来ませんでしたが、ゆったり楽しめた旅行でした。
いいね、山は見るだけだったけど 「まったり湯けむり温泉の旅」 も素敵だもん。


んで、朝になり目を覚ましたら朝ごはんの前に露天風呂。
いやはや絶景かな絶景かな、とっても贅沢な時間を過ごす朝って最高ッ!





















07110801.jpg
で、そんな露天風呂からはこんな絶景
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9







て言うか、天気良くないっすか?




またもや予報に裏切られた最終日、何だかとても天気が良くなってきております。
それでも、午後までは保たないだろうと言った気配なので、最後に頑張ろっと…


てなこって、旅館を出たら景色の良い場所に移動しまして最後の撮影ですよ。
前日に使った リリー の手応えはイマイチだったので、標高は今ひとつなものの
最後の勝負を掛けるに相応しい天候に恵まれましたので気合充填100%

ついでに、再整備後の実写初テストになる パーレット (1号機) も使う事に。


















07110803.jpg
古カメラで頑張る姿を後ろから冷ややかに見る2人
(ヨメさん撮影)







なんかもう今回は最後だけに必死 (撮られてるの全く気付かなかったし)
光線漏れの恐怖を少しでも和らげるべく日陰にいたり

ひしひしと阿呆っぷりが伝わる小さな画像ですが、
悔いの無いように2台を頑張って使ってたのでございますよ。

ちなみに、パーレット の方はカラーネガで撮ったから現像はまだ。
モノクロを用意する時間が無かったので、家に残ってたカラーを使ったと。


てなこって、帰宅後に現像した リリー のネガをスキャン。



















07110804.jpg
頑張った割には構図が微妙すぎだろオイ
Lily手提暗箱貳號  Wollensak Velostigmat SeriesⅣ 12.7cm/f6.3  ACROS100







もっと上の空間を残せば良かったんだけどなぁ…
て言うか、メインの笠が岳 (左側) が完全に切れちゃってるじゃん。

なんだコレ? 何を撮りたかったんだ? となった1枚でございます。



しかしまぁ、35mm分は兎も角として、リリー に関しては課題テンコ盛り。
最低でもピントグラスにマスクを付けて 6x9 での撮像部分をしっかり把握せにゃ。

ただ、カメラとレンズに関しては何の問題も無い事がハッキリしました。
特にレンズは思っていた以上に優秀なようで、コントラストもしっかりしてますし
フィルムのお陰ではありますが、それなりに豊かなトーンも再現するようです。

あと、さすがは f45 まで絞っただけの事もあり、手前から奥までがっつりシャープ。
やっぱ山の写真と言えば手前から奥までがつーんとピントが合ってた方がカッコ良い。




今回の撮影失敗は非常に悔しい事ですが、ネパールまで行って大判で撮って
帰国して全滅だったと言う人の話をオヤジ様から聞いて自分はまだまだ青いと

つうかそれ、レベル的には自殺寸前まで落ち込みそうだな… おっかねぇぇぇぇ
























07110805.jpg
35mm では古カメラメインでもとりあえずは撮れてましたし
Konica I  Hexar 50mm/f3.5  JX100






普段のお散歩撮影とは格段に違う世界を垣間見る事が出来たのは大きな収穫。

もちっと構図をキチンと決められるよう修行して再チャレンジしたいですなぁ。
て言うか、天気の良い冬山なんて壮絶に綺麗なんだろうなぁ撮りたいよなぁ


しかしまぁ、本気で山を撮るなんて言い始めたら経験不足も甚だしいですし
写真を撮る前にそこまで登らねばならんと言うのが大変ですよ。
んでも、いずれキチンとした写真を撮れるよう今から頑張ろうと思いますですよ。

いやはや、温泉旅行になってはしまいましたが、得る物は非常に多かった旅行でした。




















07110806.jpg
安房峠から見る西穂高・奥穂高・前穂高・明神 (今回最後の山写真)
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9






そんなこんなで、3日間に渡る旅行もおしまい。

帰り道は安房峠越えの旧道を通ってみたり、お土産を買ってみたり
寄り道した茅野で酒蔵に寄りまして、辛口の日本酒を2升ゲットしてみたり。
(1升はオヤジ様が買って下さいました、有難うございます~!)


結果的には天候に恵まれたんでしょうかね?
何とも微妙な気がしないでもないんですが、雨も降らなかった事ですし
最終日の午前中だけはすっこーんと晴れてくれて良かったです。

もっとも、それを生かせなかったんだから何とも締まらない結果なんですが。






今回の失敗を教訓として、次こそは リリー で真っ当な写真を撮ろっと
(と言う事で、これで今回の旅日記はおしまいです)

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2007/11/08 22:06 | 旅行日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
白馬から新穂高へ・2
んで、続きでございますよ (その1はこちら)。



松本から国道158線をひた走り、安房トンネルを抜け辿りついたのは新穂高温泉。

ここで新穂高ロープウェイに乗りまして、一気に標高 2,156m の高みへと。
いやぁ、文明の利器は素晴らしいですなぁ、乗ってるだけで 2,000m オーバーですもん。

んで、アッサリと西穂高口へ到着したものの、さすがに涼しいを通り越す世界でした。



















07110707.jpg
微妙なれど天候は宜しい (槍ヶ岳方面)
Konica I  Hexar 50mm/f3.5  JX100









翌日の天候なんぞサッパリ判らない予報しか出ていませんから
とりあえずは駄目になる方向で考えて、ここで一気に写真を撮る事に。

それなりに信頼性の高い Acom-1 でちょろちょろと撮りまして
お楽しみの Konica I などでへろへろと撮りまくってみたのであります。


しかしまぁ、雲の流れが早くて撮影のタイミングを計るのが難しい…
なんと言いますか、手間の掛かるカメラだと中々厳しいモノがございます。





















07110708.jpg
今回のネタカメラ筆頭格・Lily手提暗箱貳號






大判の撮影を諦めるのであれば、せめて リリー を使いたいのが人情と言うモノ。

シャッターをタイムにしてピントグラスで構図を決めて、シャッター閉じて
んでもってフィルムをセットしたホルダをピントグラスと入れ替えて…





あああ、ウダウダやってる間に雲がドンドン増えていくぅぅぅぅ





おまけに、慌ててホルダをセットした時にカメラが少し動いたっぽいけど
いまさら構図の確認なんて出来ないから (何せパーマセルテープで止めましたから)
感覚だけでカメラの位置を再調整して露出とシャッター速度を決めて…






あああ、更にウダウダしてたから雲がわきわき増えていくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ























07110709.jpg
西穂高岳のてっぺんが切れた、泣きそう
Lily手提暗箱貳號  Wollensak Velostigmat SeriesⅣ 12.7cm/f6.3  ACROS100








即写性を上げる為に、色々と工夫しようと誓った瞬間なのであります。

ピントグラスで見る構図と実際のフィルム面積が異なる仕様ですから
山のてっぺんをギリギリ入れようとすると厳しくなるのは判っておりましたので
少し余裕を持って構図を決めたつもりだったんですが、


と言った感じで、今回の旅行での リリー の使用第一回は見事失敗に終わったのであります。



でまぁ、リリー で時間を喰いすぎましたので、他のカメラでも余り遊べず
暗くなる前に下山しようとなりまして、再びロープウェイの登場口へと向かったワケですよ。









ロープウェイ、故障したらしくて








おいおい、今はまだお日様が出てるから気温は4~5度あるから良いものの
あと1時間もしたら日没で気温は一気に氷点下へ直滑降ではないですか。

いやもう、これは中々スリリングで楽しい雰囲気になってきたのですが、
予備発動機で運転再開をするとのアナウンスがあり、1時間半ほど待っただけで済みました。

待ち時間の間に再度 リリー で写真を撮るか?とも思ったのですが、
寒さもハンパではなくなってきたのでヘタレな自分はやめました。

なんか、天候で撮れませんでした以上のヘタレっぷり全開で写真撮れませんでした。



















07110710.jpg
西穂高から見る笠ケ岳 (2,898m)と、抜戸岳 (2,813m)
Konica I  Hexar 50mm/f3.5  JX100









何と申しますか、当たり障りのない写真しか撮れなかった2日目でございました

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2007/11/07 22:22 | 旅行日記 | コメント(4) | Trackback(0) | pagetop↑
白馬から新穂高へ・1
旅行初日は天候に恵まれ、善光寺参りも出来ましたのでまずは安泰。



この日は八方尾根スキー場の真下にあるホテルに宿泊し、
翌朝の天候が良ければそのまま八方尾根に登り、白馬の写真を撮る。

と言った感じでコマを進める予定は未定だったのであります。















07110701.jpg
チェックイン前に撮った下から見る白馬岳
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9






ホテルに入った後は温泉で汗を流し (汗なんか掻いてないけど)
食事の時間までは善光寺の仲見世通りで入手した酒を飲みつつ駄弁りんぐ。
ツマミは同じく仲見世で購入した野沢菜 (たまり漬け) が非常に宜しゅうございました。


んで、部屋に戻った後もダラダラと飲み続け、何時に就寝したのかは覚えてません。
鮮明に残っている記憶はカメムシの大群を相手に臆する事無く戦い抜いた3名の戦士が居た事。

いやもう、臭いの臭くないのって… 翌朝、着こんだ服までがすっかりカメムシ臭。



まぁ、朝になればカメムシの恐怖も消え、あとは八方尾根に上がって写真を撮るですよ。
前の晩の天気予報では午前中は快晴になるとの事でしたので、午前中一本勝負!



















07110702.jpg
すっげぇ曇ってまして。 山なんか全く見えませんで
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9







午前9時前に八方尾根は断念、第二案に従いまして移動開始なのであります。


天候悪化時における第二案、すなわちドライブ
まぁ、しょーがないですからねぇ、お天気ばかりはどうしようもありませんから
2日目の宿泊地である新穂高目指してちんたらとクルマを走らせたのであります。

途中にある松本で、先月買いそびれた 「松本市制100周年記念モンチッチ」 ゲットに向け
張り切るヨメさんを乗せ、クルマはまったりと南下してくのでございましたとさ。





















07110703.jpg
おっとぉ!これはッ!!
Acom-1  Zoom-HEXANON AR 35~70mm/f3.5~4.5  JX100






安曇野おやき村 に保存されていた木曽森林鉄道の DL と客車、運材車のコンボ。

早速、木曽林鉄マニヤの M氏 にメールを出すと物凄い勢いで返信が。
さすがは M氏 、木曽林鉄関連の食いつきの良さは尋常ではありませんでした。

んでもって、この DL は先日散策した うぐい川線 で、現役当時は走っていたかもとの事。
なんか、そう言われると初めて見た車輌なのに嬉しくなってしまうものであります。


とまぁ、色々脱線しつつ松本に辿りついたのは丁度お昼頃になったのでありました。
















07110704.jpg
ヨメさんの宿願だった松本市制100周年記念モンチッチ
(半被を羽織っているだけで普通のと変わりません)














07110705.jpg
お昼ご飯は 「謎の松本丼」 (山芋入りのカツ丼でした)















07110706.jpg
そんなこんなで一月ぶりの松本駅前でした
Acom-1  Zoom-HEXANON AR 35~70mm/f3.5~4.5  JX100








松本でウロウロしている間に天候は回復してきた模様。

天気予報では午後から崩れるとの事でしたが、例によって180度違う結果に。
もはや天気予報なんぞ全く信用出来ませんので、ここは予定を前倒しして
最終日に行く予定だった穂高での写真をやってしまおうとなりました。






ダラダラ書いてたら長くなってしまったので、まずは今日の第一回ここまで

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2007/11/07 22:16 | 旅行日記 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
善光寺から白馬へ
今回の旅行、オヤジ様を巻き込んで挑んだのは以前記しました通り。


オヤジ様、数年前から祖母の介護などで外出する機会が余り多くなく
毎年恒例となっていたネパール等での山岳写真を撮りに行く事も出来ず
今回の旅行の話を振ってみたら良い勢いで盛り上がってくれたのです。


でまぁ、この際ですからオヤジ様お奨めの場所を… と思ってお任せしたのですが
気付いたら懐かしのミストリートレインばりに何処に行くかよく判らず状態。


そんなこんなで、宿泊先は判っているものの途中経路はサッパリ。
初日は早朝に家を出まして、中央道 > 長野道 > 上信越道 で善光寺まで。























07110601.jpg
善光寺の裏手は季節柄とてもカラフルでした
C35  HEXANON 38mm/f2.8  JX100







さて、善光寺

ここはその巨大さから言って広角レンズの出番となるのではございますが、
何たることぞ、七五三の真っ最中な上に旗日ですから物凄い混雑っぷり。


お参りは最後にし、まずは本堂をスルーして三門から仁王門へ…
と思ったら、三門は全開で工事中でしたので横を抜けて仲見世通りへ。























07110602.jpg
七五三の真っ最中だとカメラの方向に気を使う…
C35  HEXANON 38mm/f2.8  JX100








カメラを下に振るとヨソ様の子供ばかりなので非常に中途半端な写真しか。
まぁ、中途半端なのは毎度の事なんですけどね

しかしまぁ、初日の初っ端から 「真っ当な写真」 はどこ吹く風。
結局はいつも通りのお散歩スナップのような駄写真の大量生産。





















07110603.jpg
とりあえず、蕎麦でも
EOS10D  EF28mm/f2.8 ←ヨメさん用デジを拝借






信州と言えば蕎麦、ステレオタイプの近視眼な人ですから。

丁度お昼時だったので善光寺で蕎麦、何とも観光スタイルで楽しむひと時。
そう言えば、今を遡ること15年くらい前に蕎麦だけを食べに信州まで来たなぁ。

んで、お昼を終えた後は善光寺をお参りして次の目的地へと進むのであります。
善光寺から国道406号線を西進し、この日の最終目的地である白馬方面へ。



途中の景色はまさに紅葉真っ最中、ドライブを楽しむには最良の雰囲気、
何度かクルマを停めながら3人でぺちぺち写真を撮って楽しむのでありました。


















07110604.jpg
欲張った結果、主題が判らなくなる1枚
C35  HEXANON 38mm/f2.8  JX100




おまけにフードも付けてないからエラい事になっているのであります。


旅行初日で使ったカメラは 無印C35 と毎度お馴染みサブカメラの KD-510Z 。
最初っから色んなカメラを使おうとしてもオーバーロードになるのは目に見えており
また、持ち込んだフィルムの本数もありますから、出だしは大人しめ。


弾けるのは山の写真を撮る時まで残しておきましょうと言った感じでした。






















07110605.jpg
五竜岳・白岳・大黒岳・牛首・不帰 I 峰・八方尾根・天狗の頭・白馬鎌ケ岳・杓子岳
C35  HEXANON 38mm/f2.8  JX100






山の名前は多分合ってると思うんですが、間違ってたらごめんなさいです。

国道406号線、白沢峠からの絶景なのであります。
もちっと空気が澄んでいれば C35 でも良いパノラマな景色が撮れそうな場所ですが、
こればっかりはどうしようもありませんので、こんな感じの観光写真で失礼します。


でまぁ、峠を越えましてそこからは白馬へ向かってまっしぐら。
チェックインの時間には少しばかり早かったので、ホテルの近所で写真をぺちぺち。


翌日、旅行2日目は八方尾根まで登りそこから白馬岳方面の写真を狙う。
と、オヤジ様の中では構想が練られていたらしいのですが、続きは明日のエントリへと。

て言うか、この日のフィルム分は撮りきっていたので続き画像が無いんです。

















07110606.jpg
初日の夕刻、北アルプスへと沈んだ夕日
EOS10D  EF28mm/f2.8 ←ヨメさん用デジを拝借











ああ、ケチケチしないでこの夕日をフィルムで撮れば良かった…

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2007/11/06 21:56 | 旅行日記 | コメント(2) | Trackback(0) | pagetop↑
帰宅しました
非常に充実した3日間の旅行を終え帰宅したであります。


土曜からの3連休なんて滅多にありませんから、そりゃもう土曜の朝から大騒ぎ。
午前6時前にオヤジ様と合流しまして、長野方面へと出発進行なのであります。



ただ、天候が優れないとの予報に 「大判を使うのはやめよう」 とツルの一声。
オーナー様に 「やめよう」 と言われたら引き下がるしかありませんので、
あんだけ大口叩いてみたにもかかわらず、大判はサックリ放棄されました


で、前の晩に準備したカメラはネタ系が主力なので出発前に慌てる奴が1人


ネタ系はそのままに、更にネタ系を充実させて出発したのであります。
(と言う事で、今回は CONTAX とか普通の中判は置いてきぼり)






















07110501.jpg
初日は牛に引かれて善光寺参り
C35  HEXANON 38mm/f2.8  JX100







まぁ、ネタ系とは言え8割くらいは真っ当に使えるカメラですし。

特に 無印C35 はピントさえ合わせればごくごく当たり前に写ります、はい。
今回の旅行に持ち出したカメラは全部で5台 (デジ含まず) でしたので、
目標は全部使って各1台ずつで 「真っ当な写真」 を撮る事。


なんか、物凄く高い目標だな… 真っ当な写真ってぇのは。




















07110502.jpg
2日目の夕方、西穂高口から僅かに見えた槍ヶ岳
Acom-1  Zoom-HEXANON AR 35~70mm/f3.5~4.5  JX100






真っ当な写真を撮る事を目的にしたにも関わらず ASA感度 を間違える人。

結果的に槍ヶ岳の先っぽが見やすい感じになったから良いものの、
ネガとは言え、アンダー気味に撮ると結構キツいものがあるのでございます。
(ネガだから余計アンダーは弱いんですけどね)


しかしまぁ、西穂高口の気温はお日様が出ているにも関わらず5度。
古カメラだと動作が怪しくなるギリギリの気温なのでドキドキでございました。

つうか、 KD-510Z は寒さの為にバッテリー警告表示が出っぱなしでしたから。

























07110503.jpg
同じく2日目、古レンズで見る西穂高岳
Konica I  Hexar 50mm/f3.5  JX100






本来なら、この手の古カメラにはモノクロフィルムがよく似合う。

カラーでの発色は 「意外と良い」 には違いないんですが、やはりちょっとね。
つうか、山とかで写真を撮るのに 50mm って画角は辛い…

普段の街中お散歩撮影では、標準より広角系の使い勝手が宜しいものですから
望遠には手出ししていなかった失敗が一気に露呈した旅行でございました。



普段なら、遠ければ近づけば良いじゃないってのが使えるんですけど
さすがにこんな場所で近づけば良いじゃないってのは無理がありますので


























07110504.jpg
で、物凄い荒技を使って超望遠撮影ごっこ
KD-510Z  ZOOM HEXANON 8~24mm/f2.8~4.9








コンデジのレンズ部に Vixen の8倍双眼鏡を被せてみました

ピントを無限固定にし、テレ側一杯一杯までにしたら双眼鏡を被せてポチっとな。
これ以上ないってくらいに大甘な画像になりますが、ネタとしては面白い。
Acom-1 で槍ヶ岳を撮ったのと全く同じ場所でこんだけイケるんですから。


肉眼では全く見えなかった槍ヶ岳山荘までがっつり写ってくれて大満足。
んでも、真っ当な写真を撮るのが目的なのに何で毎回あさっての方向に…








てなこって、詳しいお話は明日以降に。 今日はもう風呂入って寝ます

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2007/11/05 19:45 | 旅行日記 | コメント(6) | Trackback(0) | pagetop↑
まったり旅行中
20071104203301
生存報告がてら携帯からの更新とやらを。

今宵は奥飛騨・新穂高にある温泉旅館でまったりしてます~。
明日には帰還します故、詳細は後ほど…

貸切露天風呂と岩魚の骨酒で死ぬ程くつろいでいる夜でした
2007/11/04 20:33 | 旅行日記 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
明日から三連休
久しぶりに土曜から休めると言う幸運に恵まれそうな感じ。


と言う事で、明日の早朝から長野方面へ出掛けて参ります。
天候が微妙な按配なので、山地での撮影がどうなるかは判りませんが
宿は確保済みとなっておりますので、たとえ雨でも行かねばならんのであります。



で、山での撮影が出来ないようであれば機材の変更を求められるワケで。



大判はスタンバイ済みですから持って行くとして (クルマじゃなかったら置いてくけど)
35mm で真っ当なのを1台、あとは例によって趣味のカメラの出番になりそう。





















07110201.jpg
新宿・花園神社
小西六  SEMI PEARL  Hexar 75mm/f4.5  ACROS100







昨日、「明日のカメラは Konica I 」 とか言ってみましたが、それは無しにして
今日の職場に持ち込んだのは パーレット の1号機、こいつの補修作業を。


http://junkcamera.blog9.fc2.com/blog-entry-739.html
1号機はガイドローラーが撮影中に外れてみたり、ガイドそのものが腐食してたり
2号機以上に厄介な感じだったのですが、今日こそ決着を付けようと思いまして。




んで、補修したり改修したりとヒマ時間を利用して使えるようにはしておきました。
もっとも、実写テストはしてませんので上手く行くかは神のみぞ知ると言った感じで
明日からの旅行でぶっつけ本番に臨んでみようと考えている次第であります。


あとは Konica I とか久々になる C35(無印) とか、今回はコニカ系で攻めようかと。
万が一に備えて Acom-1 とか Big mini も一緒に持って行けば鬼に金棒ですね。

あー、違うな。 枯れ木も山の賑わいって言った方がしっくり(略






と言う事で、これから出発準備をしますので今日は短めに
(で、明日から月曜までブログはお休みします)

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2007/11/02 19:33 | 日記 | コメント(0) | Trackback(0) | pagetop↑
今日は Leica で
もう11月ですか… 歳喰ってくると時の流れが加速しますねぇ。



そんな11月の初日も相変わらずヒマ気味でしたので、午後からはカメラ持参。
昨日は Nicca 3-F で遊んだ事ですし、今日は本家で遊ぼうと思い
5月以来、半年ぶりのご無沙汰だった Leica IIIb を持ち出した次第でございます。



ライカコピー機と元ネタを使い比べるのは非常に面白いものでして
清掃注油で軽快感が戻った Nicca と言えど、やはりオリジナルには遠く及ばず。

久しぶりに使ったバルナックはとてつもない心地よさで扱う事が出来ました。

形はほとんど同じようなカメラなのに、様々な動作の 「節度感」 がまるで違い
撮影に対しての余計なストレスを感じさせぬバルナックライカは矢張り別物であると。

製造から68年を経た Leica IIIb 、まだまだ本物の現役なのであります。




















07110101.jpg
雨の中のボンネット
Leica IIIb  Summitar 50mm/f2  PRESTO400






そんな IIIb 用に使っているメインのレンズは ズミタール。
1939~1955年渡り、170,000本以上も製造された今では安レンズ。

少しばかりクセの強いレンズなんですが、何となくお気に入りなのであります。



しかしまぁ、午後からカメラを持ち出してみたものの、雨降りな天気なので
いくらヒマ気味とは言えサクサクと撮れるものではございません。

と言うか、一週間くらい職場で撮ってるとさすがにネタ切れ



おまけに、この1週間で8本のモノクロを現像してますから現像液も限界。
今日は朝から新しい現像液を作ってしまうくらいの自家現像ブームなのであります。















07110102.jpg
いやもうホントにネタ切れ
Leica IIIb  Summitar 50mm/f2(沈胴)  PRESTO400






今日のような天候で ズミタール ですと、さすがに厳しいモノがありまして。

レンズの良くない方面のクセが目立つばかりとなってしまいましたが、
ちょいと絞れば今でも充分に現役で活躍するような素晴らしい玉なので
今度は天気の良い日にモノクロで遊んでみようと思います。



しかし、L39 の Hexar 50/3.5 とか Hexanon 50/1.9 などが欲しいですね。

小西六のレンズは大好きですから、バルナック用に欲しいと前々から思ってるものの
何気にお値段が高かったりするので未だ手出し出来ぬ領域なのであります。






と言う事で、明日もヒマだったら Konica I の出番になりそうな予感

テーマ:モノクロ - ジャンル:写真

2007/11/01 21:49 | カメラな話 | コメント(6) | Trackback(0) | pagetop↑
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